症例.症状 コラム

東洋医学は心へのアプローチができる事、知っていますか?

想像してみてください。

あなたは、めちゃくちゃ怒ってます。

ちょっと、嫌ですが、最近の嫌な事を少しだけ思い出してみましょう。

 

 

…….

 

 

 

 

心臓の動きが早くなって、顔が熱くなり、

体の過敏な方は、肩や背中に突っ張りやお腹に不快感を感じませんでしたか。

姿勢は前のめりになったり、傾いたりしませんでしたか。

無意識に歯を噛み締めていませんでしたか。

 

体と心は密接に連動しているのです。

 

この嫌な状態が続くと、主に背中やお腹を中心に、体が硬くなります。

具体的に言うと、筋肉に力が入った緊張状態が続きます。

 

ぎゅっと、握りこぶしを作ってみてください。

筋肉の長さが縮まって、太く、硬くなりますよね。

あの状態が、背中やお腹の筋肉に現れてしまうのです。

 

 

怒りが収まったものの、背中の筋肉が硬く緊張したこのぎゅっとした握りこぶし状態が長く続いたとしたら、どうなるでしょう。

 

筋肉にはホース状のものが沢山通っています。

血管、リンパ管、神経、、、

 

想像してみてください。

ぎゅっと硬く縮まった筋肉の中を通っている弾力のあるホース。

中身はうまく流れるでしょうか?

おそらく、ちょっと厳しいですよね。

 

特に背中には、体前面にあるお腹、内臓に栄養を送ったり、指示を出す神経が通る重要な場所です。

背中が硬くなってしまうと、体のメインシステムである、臓器の動き、バランスが悪くなってしまうのです。臓器を動かすために必要な血流や指令を阻害してしまいます。

 

 

そして、お腹や背中は自律神経のにとって、とても重要なところ。

ここが硬いと、自律神経のバランスも取りにくくなり、イライラしやすくなったり、気分が落ち込みやすかったりしてしまいます。

 

そう、逆に、お腹と背中をしっかりと柔らかい状態にしてあげれば、

自律神経のバランスが整い、

内臓にも栄養も指令もしっかり働き、

心も安定してリラックスできるのです。

 

こうして、体を緩めることによって、心も落ち着きます。

東洋医学、鍼灸では、主にお腹と背中の緊張を緩めて、

内臓の働きを正常に近づけ、体のバランスを整えます。

 

一度、仰向けになって、お腹を触ってみてください。

 

硬かったり、冷えていたりしませんでしたか?

体から何らかのサインは出ていたでしょうか。

もしかして、もうすでにサインから不調を感じていませんか?

 

そんな方は是非メンテナンスすることをお勧めします!

 

少しでも興味が持てた方は、他も見て頂けるとしていただけると嬉しいです^^

小出しにネタを投稿しますね!

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