コラム

人生で役に立つ陰陽論(4)人と人は支えていなかった!?

「人という字は、支え合って生きています」

ドラマでの印象深いシーンですね。
『人』という文字は、近年簡略化された文字なのです。
元々はどういった文字なのか、想像つきますでしょうか?
(1)〜(3)を読んでエネルギーの性質を理解してからの方が、より分かりやすいと思います。

古来の漢字を知ると、私たちのルーツや根元を表しているのではないかと思いました。

実は『ヒト』は生命のエネルギーの『状態』を表す文字なのです。
陰陽論で、『エネルギーはくるくると常に動き、回るもの』と定義しました。

果たして『ヒト』は、エネルギーのどういった状況なのでしょうか。

『霊止』ヒト

本来、人は霊(ヒ)止(ト)と書きます。

『霊』は生命エネルギーを示し、それが止まり、入れ物にとどまっている状態。
それが『ヒト』なのです。

エネルギーの状態としては、止まっているようにみえてる場所でもその場で動いています。
大きな視点から見るとエネルギーはそこに止まっていますが、
その中でも、くるくると活動しているのです。
この活動が完全に止まってしまった状態は、
私たちか見ると『死』になります。

エネルギーの状態は見る視点によって変わります。
大きな視点から見ると、とどまっていたところから解放されて、またぐるぐるとするという事なのではないでしょうか。

『霊止』ヒト。
古来のやまと言葉です。



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